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デイクリニック天神

日帰りでの手術まで可能な外科設備を備えた 天神駅前のポータル医療機関として 満足度の高い「より良い医療サービス」を提案し、 患者さまが「より健やかな暮らしを持続できる」ように サポートいたします。

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Home > 再生医療新着情報

再生医療新着情報

なぜ脳卒中啓発月間は5月から10月に?当院の5月6日脳卒中セミナー再開と後遺症リハビリの取り組み

2025年5月10日

今回は「脳卒中啓発月間」の時期の変遷と、当院での過去の取り組みについてご紹介します。脳卒中後遺症のリハビリや再発予防を目的としている方にとって、大切な情報です。

なぜ啓発月間は5月から10月へ?

かつて日本では、毎年5月最終週を「脳卒中週間」とし、全国の医療機関や自治体が啓発活動を行っていました。これは、2002年に日本脳卒中協会が独自に定めたもので、市民シンポジウムや健康講座が広く行われていました。

当院でも以前は5月には必ず「脳卒中予防と後遺症リハビリ」に関する無料セミナーと無料相談会を開催し、多くの方にご参加いただきました。

しかし、2006年に世界脳卒中機構(WSO)が10月29日を「世界脳卒中デー」と定めたことを受け、徐々に啓発活動の国際的な統一が進められました。これに伴い、日本国内でも2021年からは10月を「脳卒中月間」として啓発活動が展開されるようになりました。

🧩 脳卒中にはどんな種類がある?

「脳卒中」とは、脳の血管が詰まる、または破れることで脳細胞にダメージを与える病気の総称で、主に以下の3つが含まれます。

脳梗塞:脳の血管が詰まることで起こる。発症数が最も多く、生活習慣病との関係が深い。

脳出血:高血圧などにより脳内の血管が破れ、出血する状態。

くも膜下出血:脳動脈瘤の破裂などが原因で、くも膜下に出血が起こる。突然死のリスクが高い。

これらはいずれも命に関わる疾患であり、早期発見と治療、さらには予防が極めて重要です。

🎯 当院の脳卒中への取り組み

当院では、再生医療を活用した脳卒中後遺症の治療およびリハビリテーションに注力しています。特に、運動障害・言運動障・認知機能の改善において具体的な症例もあり、多くの患者様にご好評をいただいております。

また、脳卒中の再発予防にも力を入れており、患者様のご要望に応じて、生活習慣病の管理指導やご家族への支援も積極的に行っています。定期的な健康チェックと生活習慣の見直しを通じて、再発リスクの軽減を目指しています。

💉 当院が行う再生医療による脳卒中後遺症治療

当院では、再発予防と後遺症の回復支援のための新しいアプローチとして、手術が不要な再生医療(幹細胞培養上清液)を導入しています。

幹細胞培養上清液は、幹細胞を特定の条件下で培養し、その際に得られる生理活性物質を豊富に含む培養液です。これは最初から治療成分としての使用を目的に製造されており、成長因子やサイトカインなどが高濃度で含まれています。これらが血管や神経の修復を促進し、以下のような効果が期待されています:

・血管の新生と修復を促す
・動脈硬化の原因となるプラークの減少
・脳神経細胞の保護・再生の補助

この再生医療は、従来のリハビリと併用することで、脳卒中後の生活機能の改善に貢献することが期待されています。

📅 セミナー再開のお知らせ:5月6日に開催!

当院では、コロナ禍により長らく中止していた脳卒中後遺症に関するセミナーを、2025年5月6日に再開いたしました。

今回のセミナーでは、脳卒中の基礎知識から最新の再生医療を含む治療法、リハビリの実例紹介まで、幅広くお話をさせていただきました。参加された皆さまからは、「知らなかったことが多く、今後に役立つ」との声を多数いただき、大変有意義な時間となりました。

今後も、地域の皆さまの健康を守る情報発信と支援活動を継続してまいります。

🔍 脳卒中に関する情報発信を継続中

5月・10月に限らず、脳卒中予防・後遺症対策についての情報は、今後もブログやセミナーを通じて発信してまいります。

脳卒中の後遺症に悩まれている方、リハビリを希望される方、予防のために学びたい方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

脳卒中後遺症の改善に向けて/再生医療と川平法リハビリの併用効果

2025年5月4日

脳卒中後遺症の新たな回復アプローチとは?
脳卒中の後遺症に悩む患者様やご家族にとって、効果的なリハビリテーション方法を見つけることは非常に重要です。
近年では、再生医療とリハビリテーションを組み合わせた治療法が注目を集めています。

その中でも、「川平法(促通反復療法)」と呼ばれるリハビリ技法は、脳の可塑性(神経回路の再構築能力)を活用し、運動機能の回復を目指す手法として高く評価されています。

当院では、幹細胞培養上清療法(サイトカインカクテル療法)を用いた再生医療と川平法に基づいたリハビリテーションを組み合わせたプログラムを提供しております。これにより、脳卒中後の麻痺や歩行障害、日常生活動作の改善に向けた、より高い効果が期待できます。
また、患者様お一人おひとりの状態や生活背景をふまえ、個別に最適なリハビリ計画を立案し、専門的なサポートを行っております。

本記事では、こうしたアプローチの根拠となる最新の医学知見や講演内容、さらに実際の治療プロセスについて詳しくご紹介します。
脳卒中後遺症の改善を真剣に考えている方にとって、有益な情報となることを願っています。

川平和美先生 特別講演の受講レポート
本日、神経リハビリテーションの第一人者・川平和美先生によるオンライン特別講演を受講しました。
講演の中では、脳卒中後遺症のリハビリにおける「脳の可塑性」の重要性や、川平法(促通反復療法)の科学的な裏付けについて詳しく語られました。
川平先生は、「脳は損傷を受けても、新たな神経回路を再構築する力を持っている」と強調され、諦めずに脳に適切な刺激を与えることで、回復の可能性は十分にあると説明されていました。
また、リハビリにおいては「他動的(受け身の)運動ではなく、自発的に動く努力が極めて重要」であるとされ、促通反復療法や電気刺激の併用による脳の回路再建が有効であると紹介されました。
さらに、再生医療と川平法リハビリテーションを併用することで、特に慢性期の方でも改善が期待できるというデータも提示されました。

◆ 当院での取り組みとご案内
当院では、幹細胞培養上清療法(サイトカインカクテル療法)を用いた再生医療と川平法に基づくリハビリテーションを併用した治療プログラムを実施しています。これにより、脳卒中後の後遺症に対する多角的なアプローチが可能になります。
また、本講演を主催した「リハシード福岡」による川平法の施術を、当院でも受けていただくことが可能です(要予約)。

ただし、この施術は、当院で脳卒中後遺症に対する幹細胞培養上清療法(サイトカインカクテル療法)をお受けになる方に限らせていただいております。

再生医療と高精度なリハビリを組み合わせることで、より高い回復効果を目指します。
ぜひ一度ご相談ください。

毎年5月末は『脳卒中週間』!夏前に増える脳梗塞への備え

2020年5月19日

毎年5月25日~31日は「脳卒中週間」ということをご存じでしょうか。

 

平成14年から日本脳卒中協会が毎年5月25日~31日は「脳卒中週間」と定め、脳卒中に関する啓蒙を積極的に行う期間となっています。

冬に発症することが多いという印象の脳卒中ですが、実は脳卒中の大部分を占める脳梗塞の発症は6月~8月に増加することが厚労省の研究でわかりました。(厚生省健康科学総合研究事業 脳梗塞急性期医療の実態に関する研究より)そのため、脳梗塞の発症が増加する6月目前の5月末の一週間を、毎年「脳卒中週間」として国民に予防を促しています。

 

ではなぜ、多くの人が「脳卒中は冬に多い」という印象を持っているのでしょう。

 

それは、脳の血管が破れることによって起こる「脳出血」や「くも膜下出血」は、冬に発症ることが多いためです。

 

脳卒中には2つのタイプがあります。

脳の血管が「詰まる」タイプと「破れる」タイプです。

血管が「破れる」タイプの脳出血やくも膜下出血は冬場に多く発症します。

 

脳の血管が破れることによって起こる「脳出血」や「くも膜下出血」の最大のリスクは高血圧です。寒い冬になると血管が収縮し、血圧が上がることで血管が破れやすくなります。両手首から先を4℃の水の中につけると、血圧は10-20mmHgほど上昇します。これは、手の温度が下がることで血管が収縮し血圧が上がることが原因です。室内であっても、暖房の効いた部屋から、急に暖房が入っていない洗面所(脱衣所)やトイレなどに入ると急激な温度差により血管が収縮し血圧が上昇します。

また、冬は高血圧のリスクとなる塩分の多い鍋物などの食事が増えたり、汗をかくことも少なく、運動不足にもなりがちで体重が増えることも血圧の上昇に拍車をかけます。このような理由から、脳出血やくも膜下出血は冬に多く発症し、夏は発症数が半減します。

 

一方、血管が詰まるタイプの「脳梗塞」は、冬場だけでなく夏場にも発症が増加します。実は、脳梗塞は、夏場(6~8月)に最も多く発症しているのです。

 

この脳梗塞には大きく分けて3つタイプがあります。

・ラクナ梗塞⇒脳の細い血管が詰まる脳梗塞

・アテローム血栓性脳梗塞⇒脳の太い血管に血栓できて詰まる脳梗塞

・心原性脳塞栓症⇒心臓の血管内にできた血栓が脳に飛んで詰まる脳梗塞

 

中でも「ラクナ梗塞」と「アテローム血栓性脳梗塞」は夏に多く発症します。

この2つの発症が多くなる原因は「脱水」です。夏になって暑くなると汗を多くかくため、血液中の水分量が不足し脱水になります。その結果、血液がどろどろの状態になります。また、夏は身体の熱を放出しようとして血管が拡張するため、血液の流れが遅くなります。このどろどろの血液がゆっくり流れているうちに血液内の成分が固まりやすくなり、その結果血栓ができて血管の詰まり、脳梗塞を発症します。特に身体の調節機能が低下している高齢者などは、脳梗塞を発症しやすいと言われています。

室内にいるから大丈夫と思っている人も多いとは思いますが、汗をかいていなくても皮膚や呼吸からも水分を失っています。これは意識していなくても起こることなので、気づかないうちに体内は脱水状態になっていることもあります。のどが渇いていなくても、こまめに水分補給することが重要です。

 

脳卒中はリスク管理をすることで発症を予防できます。

夏は脱水にならないよう水分補給をこまめに行いましょう。また、脳卒中の発症リスクとなる、高血圧、高脂血症、糖尿病を発症しないよう、もしくは悪化しないよう生活習慣を見直し、喫煙している人は禁煙することも大切です。一度発症をしてしまうと、生活に支障がでるほどの後遺症が残ってしまうことも多い病気です。まずは発症しないためにできることを行い、万が一発症した場合は、すぐに救急車を呼んで病院に行きましょう。

 

 

 

 

【用語集】脳卒中関連

2020年1月23日

【片麻痺】
身体の片側(手足)に生じた運動麻痺のこと。右手右足の運動麻痺であれば右片麻痺、反対なら左片麻痺となる。一般的に、右の脳の損傷では、左片麻痺が現れ、逆に左の脳の損傷では、見方麻痺が現れる。

 

【くも膜下出血】
くも膜とは、脳の表面を覆う薄い膜のことで、その内側にある軟膜という膜との隙間をくも膜下腔と言います。このくも膜下腔に出血が起こった状態をくも膜下出血と言います。
突然の激しい頭痛を伴うことが多く、原因の多くは脳の動脈にできた瘤(脳動脈瘤)が破れることで発症します。女性の発症率が高く、出血量が多いと生命の危険を伴い、死亡率は30~40%と言われます。

 

【言語障害】
脳卒中後遺症の一つとして、言語障害があります。これは、文字通り言葉の障害ではありますが、種類が2つに分かれます。ひとつは、「失語症」そしてもう一つは、「構音障害」です。この2つは、言語障害として同じように捉えられてしまいがちですが、根本的な原因が異なります。
失語症は、言葉を司る脳の領域が損傷を受けることで、言葉を使う能力に障害が生じた状態です。言葉を理解できなくなったり、話せなくなったり、読み書きが難しくなったりします。
構音障害は、運動障害性構音障害とも言うように、言葉を話すための運動機能に障害が生じ、話しにくくなることを言います。声が出にくくなったり、呂律が回らなくなったりします。言葉の理解や読み書きについては問題ありません

 

【構音障害】
構音障害とは、発音するための運動機能が低下することで、「声が出しづらい」「呂律が回らない」などの症状が出る言語障害です。失語症と混同される場合がありますが、構音障害の場合は言葉を理解でき使用することには問題なく、あくまでも言葉を発するために必要な唇や舌がうまく動かせないことにより、下記のような症状が出ます。
・話し方がぎこちなく、リズムが安定しない
・息が漏れるような話し方になる
・話すスピードが遅い
・声が小さい、高い(または低い)
・話が途切れる
など。
失語症の場合は、「理解・話す・読み書き」など言葉に関する脳の領域が損傷しており、うまく話ができないという症状が出ます。

 

【高次脳機能障害】
脳卒中などで脳が損傷し、その後遺症として言語・記憶・注意などの認知的な障害が起こることを高次脳機能障害と言います。感情を抑えられなくなったり、相手の考えを理解することができなかったり、物事を順序よく進めることができなかったりなど、社会生活を送る上で支障をきたすことがあります。また、身体的な障害が認められない場合は、病院の診察では気付かれないことも多く、「見えない障害」や「隠れた障害」とも言われます。高次脳機能障害の原因の約8割は脳卒中です。

 

【視床出血】
「視床」は、脳内の間脳という部位の一部で、左右に対であります。そこから出血することを視床出血と言います。脳出血の中で、被殻出血に次いで多く、約3割を占めます。
視床だけに出血が起こる場合と、出血範囲が広かったり深かったりする場合とで症状や症状の重さも異なります。また、「脳室」に近い部分のため、脳室内出血を起こすと死亡率が高まります。
主な症状としては、半身麻痺や感覚障害、眼球が下内側の位置で動かなくなったりすることもあります。また、視床痛と言って、薬が効かないほど半身が痛むこともあります。

 

【麻痺】
神経が損傷されることによって、手足の機能や感覚が失われること。
手足を動かそうとしたときに力が入りにくかったり、感覚が鈍かったりする「不全麻痺」と、力が全く入らない、感覚もない「完全麻痺」とに分類されます。また、部位によって、片麻痺・単麻痺・対麻痺・四肢麻痺などにも分類され、片麻痺の場合は、脳疾患が疑われます。

 

【ラクナ梗塞】
脳の太い血管から枝分かれしている細い血管が詰まる病気(脳梗塞)。「ラクナ」とは、ラテン語で小さなくぼみという意味で、ラクナ梗塞によって壊死する脳細胞の範囲は小さく、症状も他の脳梗塞に比べて軽いことがあります。更には何も症状が出ず脳梗塞になったことに気づかない「無症候性脳梗塞」の場合もあります。もちろん、症状が出る場合、他の脳梗塞と同様に、運動麻痺や感覚、構音障害などが現れます。ラクナ梗塞の治療は、手術ではなく内科的治療が行われます。

 

【リハビリ】
リハビリは、リハビリテーション(rehabilitation)のことで、ラテン語のre(再び)とhalilis(適した)という言葉が語源となっています。つまり、「もう一度適した状態になる」というのが直訳となります。
リハビリの種類としては、「理学療法」「作業療法」「言語療法」の3つに大きく分けられます。理学療法は、歩行や動作など運動機能の訓練を行います。作業療法では、日常生活や仕事のような作業活動を通して、身体的・精神的障害を持つ方が自立できるよう訓練していきます。言語療法は、話すことや聞くこと、コミュニケーションに関する訓練を行ったり、嚥下障害がある方の飲み込みの改善訓練なども行います。

 

【ワレンベルグ症候群】
別名「延髄外側症候群」。延髄※という箇所の外側に梗塞を発症する疾患のことです。
ワレンベルグ症候群の主な症状としては、突然の頭痛や嘔吐、ぐるぐる回るような回転性のめまい、体幹のバランスが取れなくなることによるふらつき、飲み込みの障害(嚥下障害)などがあります。ワレンベルグ症候群における感覚障害は、他の脳卒中の感覚障害と違い、顔面は病巣側、体は病巣と反対側に認められ、 首から上と下では、左右反対に障害が出現するのが特徴です。

※「延髄」は、「中脳」、「橋」と共に、生命維持に不可欠な神経が多く集まる「脳幹」を形成しています。

再生医療技術を活用した脳出血・脳梗塞の後遺症治療(サイトカインカクテル療法)

脳出血・脳梗塞後の後遺症治療

脳卒中後遺症治療/サイトカインカクテル(幹細胞培養上清)療法の経過報告

2019年8月16日

当院では、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の後遺症に対し、サイトカインカクテル(幹細胞培養上清)療法をおこなっております。これまで当院でおこなった経過についてご報告いたします。
※当院のサイトカインカクテル療法では、乳歯の歯髄幹細胞の培養液に放出されるサイトカイン(タンパク質)を抽出した上清液を使用しています。
※投与は1~2週間隔でおこなっております。

 

デイクリニック天神にて、2017年8月~2019年6月までにサイトカインカクテル療法を受けられた75名(脳梗塞35名、脳出血35名、その他5名)を対象に、症状の軽減に関するアンケートを実施し、集計した。

5月25~31日は脳卒中週間です

2019年5月26日

5月25~31日は脳卒中週間です。

成人の三大疾病のひとつであり、国民病とも呼ばれる脳卒中。

その名の通り突然(卒然)起こるのが特徴です。年間約30万人が新たに脳卒中を発症しており、2分に1人の割合で脳卒中の患者が増えていることになります。脳の機能が損なわれ、麻痺や障害が残ってしまうことが多い病気です。また、脳卒中は、一度発症すると再発する可能性が高い病気で、一度脳卒中を発症した人の4人に1人が、再び脳卒中を発症しています。

脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」、脳の中の血管が破れる「脳出血」、脳の表面の血管が破れる「くも膜下出血」の3つに分かれます。

脳卒中の発症率は、脳梗塞が一番高く全体の約60%、次いで脳出血が約30%、くも膜下出血は約10%の割合となっています。

脳卒中の10年以内の累計再発率は、くも膜下出血が約70%と最も高く、脳出血約55%、脳梗塞約50%となっています。つまり、再発する人は、何度も再発を繰り返しているということになります。また、再発すればするほど、後遺症が重症化する傾向にあります。

もし、話しにくい・ろれつが回らない、顔の動きや表情に左右差が出る、片方の腕が上がらない・力が入らない、といった症状が突然でたら、迷わず救急車を呼んでください。

脳卒中は、早く治療するほど後遺症が残りにくく、改善の可能性も高くなります。後遺症となった場合は、早期にリハビリをすることが大切で、現在では、早ければ発症の翌日、遅くとも発症3日以内に始める病院が多くなっています。リハビリで後遺症が改善される期間は発症から半年と言われており、その後は後遺症が固定してしまうことが多くなります。

脳卒中は、高血圧や糖尿病、高コレステロール血症などの生活習慣病との関連性が指摘されていますので、日頃から生活スタイルや食事にも気を配るなど、脳卒中を発症しないよう予防を心がけましょう。

 

 

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  • デイクリニック天神 院長
    有薗 久雄 HISAO ARIZONO

    略 歴

    • 1992年福岡大学医学部卒業 福岡大学病院麻酔科勤務
    • 1998年日本麻酔科学会認定麻酔科専門医を取得
    • 1998年福岡天神スキンケアクリニック院長
    • 2000年聖心美容外科大阪院院長
    • 2004年聖心美容外科名古屋院院長
    • 2006年聖心美容外科札幌院院長
    • 2007年聖心美容外科広島院院長
    • 2008年聖心美容外科福岡院院長
    • 2009年東京血管外科クリニック勤務
    • 2010年米国アラバマベインセンター認定医
    • 2014年東京下肢静脈瘤クリニック院長
    • 2015年第一血管外科クリニック院長
    • 2017年デイクリニック天神院長
デイクリニック天神

〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神1-4-2
エルガーラ7階

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