美肌

• 毛穴の開き
• 乾燥肌ドライスキン
• 小じわちりめんじわ
• しみ
• くすみ

お肌の悩みで多く聞かれるのが、「毛穴の開き」。
その原因として、

• 過剰な皮脂分泌
• 皮膚の弛み

などがあります。

顔には毛穴の数が20万個ほどあり、皮脂を出すことで外からの刺激や雑菌から肌を守ったり、乾燥を防いだりしています。
皮脂というのが肌の健康を保つのにとても重要な役割を果たしているのですが、
これが過剰に分泌され続けると、毛穴の開きなど様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
過剰な皮脂分泌を防ぐには、十分な保湿を心がけ、肌のターンオーバー（肌が生まれ変わるサイクル）を正常に戻してあげることが大切です。

また、皮膚が弛むことによる毛穴の開きは、元々丸い形をしている毛穴が皮膚の弛みによって縦に伸びてしまった状態です。
この場合は、皮膚のたるみを引き締めハリを出す処置をすることで目立たなくなります。

肌の構造は、表皮・真皮・皮下組織の3層からなっていますが、
表皮は更に角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分かれています。
特に表面の角質層は、薄さがわずか0.02～0.03㎜で、
バリア機能や水分保持機能という、重要な役割を担っています。
角質層の細胞内には、セラミドという水分保持能力を持った細胞間脂質が存在しています。
セラミドが不足してしまうと、角質細胞のキメが整わなくなり、角質がボロボロとがはがれ落ちます。
これが乾燥により白い粉をふいた状態です。
乾燥し、角質細胞の機能が低下することにより、紫外線などの外的刺激を受けやすくなります。

小ジワは、肌の一番表面の表皮にできる浅く細かいシワで、目元や口元に多く見られます。
主な原因は「乾燥」。
加齢や外的刺激によりセラミド不足となり角質細胞のキメが崩れ、そこにシワができてしまいます。
放っておくと、真皮にまでシワがおよび深いシワとなってしまいます。
乾燥を防ぎ肌のターンオーバーを正常に整えてあげることが大切です。

水光注射は、美肌に良い成分（ヒアルロン酸やビタミン、アミノ酸など）を肌表面に細かく注入しハリや潤い、弾力を与える処置です。
美容先進国である韓国では、ハリのある艶肌のことを「水光肌」と言います。
2～3週間に1回ぐらいの間隔で3～5回の治療を行うとより効果が期待できます。

水光注射は、下記のような方に適しています。

• 肌が乾燥し潤いがない
• 小ジワが気になる
• 肌のハリや弾力がなくなってきた
• 毛穴を引き締めたい
• 全体的な肌質を改善したい

処置後は注射の赤みが出ますが、時間の経過と共に引いていきます。
注射跡が点状に見えたり内出血が出る場合もありますが、メイクでカバー可能ですし、徐々に引いていきます。

レーザーは単一の光を強くしたものです。太陽の光を浴びると熱を発生し暖かくなるのと同様に、レーザーも熱を発生します。
レーザー肌再生療法は真皮層で熱を発生し、真皮層に熱刺激（蓄熱）によって修復を促す方法です。
これにより弾性線維や線維芽細胞が増え、肌トラブルの改善へ繋がります。
PRP（多血小板血漿）肌再生療法やサイトカイン療法を併用するとより効果的です。

肌のハリや弾力性など、肌の健康を保つのは、肌の下層（真皮層）にある弾性線維や線維芽細胞が担っています。線維芽細胞はコラーゲン線維や肌の潤いを保つヒアルロン酸を作ります。

しかし25歳を過ぎるとこの弾性線維や線維芽細胞は少なくなり乾燥や小ジワ、弛みによる毛穴の開きなどを引き起こします。加齢と共に弾性線維や線維芽細胞は少しずつ少なくなり、通常増えることはありません。

しかし、唯一増える時があります。それは、傷ができた時です。傷ができると、その傷を修復しなければなりません。その時だけ肌は弾性線維や線維芽細胞を活発に作り、傷を治すのです。

つまり、肌に「傷がある」と認識させれば弾性線維や線維芽細胞を増やすことができる可能性があるということです。
この性質を応用したのが、再生療法です。

サイトカインカクテル（幹細胞培養上清液）再生治療

サイトカインカクテル（幹細胞培養上清液）再生治療とは、乳歯の歯髄に含まれる幹細胞を培養した液から抽出した100種類以上の再生因子を気になる部分に注射する方法で、肌トラブルの改善や、肌の若返りをはかる治療法です。

サイトカインは、発毛、育毛、皮膚再生、シミ・くすみ・表皮ターンオーバーの改善、シワ予防、シワの改善、ハリなどの弾力の再生への効果が高いと報告されています。

幹細胞を培養する際に栄養分として使われていた培養液には、通常の数十倍から数百倍にのぼるサイトカインが含まれていることが確認されています。

最近はこの培養液から抽出した高濃度のサイトカインを使用して、これまで治療に難渋していた疾患の再生治療も試みられています。
サイトカインはタンパク質なのでガン化するような心配もありません。

幹細胞を培養した時に放出されるサイトカインを使用し、肌や毛根を再生する治療法がサイトカインカクテル（幹細胞培養上清液）再生治療です。

シワやたるみ、美肌治療など、さまざまな治療に適応可能です。

治療法

• 患部に直接注射、塗布します。
• 点鼻などの方法もありますが、医師が最適な方法をご提案いたします。
• 患部に直接注射、塗布、点鼻など様々な治療法があり、あなたの状態、 希望により投与法を決定します。
• 注射が苦手な方は、鍼灸針という微細な針を使用し、 施術を行うことも可能です

乳歯とは生まれて初めて生えてくる歯のことです。この乳歯の歯髄に存在する幹細胞は、他のどの組織に存在する幹細胞よりも、細胞分裂のスピード、各組織への分化能力が優れています。また、乳歯歯髄幹細胞から放出されるサイトカインの種類は、他の幹細胞に勝るとも劣らないことが解っています。

サイトカインカクテル再生治療において、注射が苦手な方には鍼灸針で成分を浸透させる方法もございます。

鍼灸針とは、「微細な針」のことです。この微細な針を患部に刺すことで、患部に微細な穴が開き、そこから有効成分が皮下に浸透していきます。
注射と比較して痛みが軽減できます。注射での治療に抵抗がある方はご相談ください。

※施術費のほかに、術前検査代および施術中・後に必要な薬剤代がかかる場合があります。

併用することで効果が期待できる治療法や副作用が軽減できる治療法です。

サイトカインカクテル再生治療において、注射が苦手な方には鍼灸針で成分を浸透させる方法もございます。 鍼灸針とは、「微細な針」のことです。この微細な針を患部に刺すことで、患部に微細な穴が開き、そこから有効成分が皮下に浸透していきます。 注射と比較して痛みが軽減できます。注射での治療に抵抗がある方はご相談ください。