こんにちは。管理栄養士の武田です。
今回は「時間栄養学」について、日常生活に取り入れやすいポイントをお伝えします。
「食事制限も運動もしているのに、なかなか痩せない…」そんなお悩みはありませんか?
実は、“食べるタイミング” がダイエットのカギになることをご存知でしょうか?
最近注目されているのが、「時間栄養学」という考え方です。体内時計に沿った食事のタイミングを意識することで、脂肪がつきにくく、代謝の良い体質に近づけるといわれています。
体内時計とダイエットの深い関係
私たちの体には「体内時計」が存在し、睡眠、体温、ホルモン、代謝などを日々のリズムに合わせて調整しています。これを制御するのが「時計遺伝子」。以下の2つのリズムが存在します。
・中枢時計遺伝子:脳にあり、「朝の光」でリセット
・末梢時計遺伝子:内臓や血液中にあり、「朝食」でリセット
このリズムが乱れると、肥満・糖尿病・免疫低下など、健康への悪影響が出やすくなるのです。
ダイエット中こそ大切!1日の理想の食事タイミング
✅ 朝食:リズムのスタートスイッチ
朝食を抜くと、体内時計のリセットができず、体のリズムが乱れます。
起床後1~2時間以内に、炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂りましょう。
例:ご飯+納豆+味噌汁+野菜のおかず
✅ 昼食:しっかり食べて代謝アップ
脂肪をため込むたんぱく質「BMAL1」は、夜に増加。
逆に昼間はこの値が低いため、太りにくい時間帯です。ダイエット中でもお昼はしっかり食べましょう!
✅ 夕食:軽め&早めがベスト
食後のエネルギー消費(DIT)は、朝>昼>夜。
夜遅くの食事は脂肪になりやすいので、起床後12時間以内(朝7時起きなら夜7時まで)が理想です。
やむを得ず遅くなる場合は、夕方に軽食(例:おにぎり)をとり、夜はおかず中心にしましょう。
食べ方の工夫もポイント!
ベジファースト(野菜→たんぱく質→炭水化物):血糖値の急上昇を防ぎます。
1口30回噛む:満腹感が得られ、食べ過ぎ防止に!
内側からのサポートに!当院おすすめ「ダイエット点滴」
時間栄養学を取り入れた健康的な生活に加え、さらに内側から効率的に代謝をサポートしたい方には、当院の「ダイエット点滴」もおすすめです。
当院のダイエット点滴は、脂肪燃焼を促す成分や、代謝を高めるビタミン・ミネラルをバランスよく配合。
「食事・運動だけでは不安」「リズムを整えたいけど時間がない」——そんな方にもぴったりです。
お気軽にスタッフまでご相談ください。一緒に“太りにくい体質”を目指しましょう!