先日、KBCテレビ「アサデス。」よりお電話での取材を受け、「汗のニオイ対策」についてコメントさせていただきました!
実はこれまで何度か同番組に出演させていただいておりますが、今回は以前出演した際の内容をもとに、春から初夏にかけての“汗”の悩みについてお話しました。
取材テーマは
「春から初夏は特に注意!汗のニオイ対策」
※2025年4月22日(火)放送
汗をかく機会が少ないと、汗腺が休眠状態になり、ベタベタしたにニオイやすい汗になりがちです。
汗をかく力を鍛えることで、「サラサラの“良い汗”」がかけるようになります✨
良い汗をかくための簡単な習慣をご紹介!
💧 おすすめの汗腺トレーニング(3選)
汗腺の働きを整えることで、ベタつきの少ない“サラサラ汗”をかける体質を目指しましょう!
① 温熱リズム入浴法(交感神経を整える)
42~43℃の少し熱めのお湯に、ひじ下・ひざ下を10分ほどつけましょう。
👉 交感神経が刺激され、汗が出やすい状態をつくります。
続いて、体温程度(約38~40℃)のぬるめのお湯で半身浴を15分ほど行います。
👉 じんわり温まった身体をリラックスさせ、活性化した交感神経を落ち着かせます。
② 軽い有酸素運動を習慣に!
ウォーキングやストレッチなど、週3〜5回を目安に取り入れましょう。
👉 無理に汗を大量にかく必要はなく、「じんわり汗ばむ」くらいが理想です。
③ 温冷シャワー(交互シャワー)
入浴後、腕や脚に温水→冷水を交互にかける方法です。
👉 交感神経の刺激になり、汗腺を活性化します。
※首や胸元への刺激は心臓に負担がかかるため避けましょう。
この「温冷刺激」を取り入れることで、衰えていた汗腺が目覚め、サラサラ汗をかきやすい体質に整っていきます!
また、水分補給・栄養バランス・良質な睡眠、そして冷房に頼りすぎない生活も、汗腺トレーニングには欠かせません。
春先は、汗腺の働きがまだ本格的に目覚めていない時期。
そんなときは、スパイスによる発汗作用も「汗腺を目覚めさせるトリガー」として効果的です!
✅ 発汗を促すおすすめスパイス
唐辛子(カプサイシン)
→ 血行を促進し、じんわりと汗をかきやすく。代謝アップにも◎
しょうが(ジンゲロール・ショウガオール)
→ 体を内側から温め、冷えやすい春先にもぴったり。発汗と免疫サポートに。
カレー粉(ターメリック・クミンなど)
→ 香辛料のブレンドが体を芯から温め、発汗を促進します。
💧 汗のにおい対策|5つの基本ステップ
汗のにおいは「汗の質」や「菌の繁殖」が大きな原因。
以下のポイントを意識して、快適な汗対策を始めましょう!
① 汗をかいたら、できるだけ早くふき取る
– 清潔なタオルやガーゼ、アルコールフリーのボディシートで優しく拭き取る
② 汗の質をよくする(サラサラ汗を目指す)
– 適度な運動、入浴習慣、ビタミンB群やミネラルを意識した食生活
③ 衣類を工夫する
– 通気性の良い綿や麻素材を選び、こまめな着替えを。抗菌インナーも◎
④ デオドラント製品を正しく使う
– 汗をふいてから使用。寝る前の使用もおすすめ
⑤ 食生活・生活習慣を見直す
– 動物性脂肪やアルコールの摂りすぎを控え、
– 消臭作用のある食品(緑茶、ヨーグルト、りんご、海藻類など)を取り入れる
実は、汗そのものにはほぼニオイがありません。ニオイの原因は皮脂や汗をエサにした常在菌の繁殖。特にワキ・足裏・背中は注意が必要です。
この機会に、汗対策を見直して「ニオイに負けない初夏」を目指しましょう!