来る4月8日(日)、福岡市天神のエルガーホールにて「脳梗塞・脳出血・くも膜下出血後の慢性期における後遺症治療」のセミナーと個別無料健康相談会を開催いたします。
現在、脳卒中後の慢性期における治療は、理学療法による「残存機能の維持」を目的としたリハビリが中心。
治療法の選択肢も少なく、医療側、患者側双方にもジレンマがあり、新しい治療法が待ち望まれていました。
そんな中、慢性期におけるリハビリ以外の新しい後遺症治療法として再生医療技術を活用した治療の研究が進み、その成果や動向が注目されています。
近年、再生医療により脳神経細胞も再生することが確認されたことで、慢性期における後遺症治療の選択肢が広がりました。脳出血や脳梗塞後の後遺症の軽減や、リハビリ効果が高まることが期待されています。
再生医療技術を用いた治療では、乳歯歯髄幹細胞由来サイトカインカクテルなどを利用します。
脊髄損傷や脳梗塞後の後遺症の軽減が期待されている新しい治療法です。
乳歯歯髄由来幹細胞から放出される豊富なサイトカイン(タンパク質)は脳神経細胞にも効果が認められ、脳梗塞後の後遺症の運動マヒが軽快したという報告もなされています。
現在も大学や医療現場での研究や治験などによる症例報告があり、その成果が注目されています。
この治療の適応範囲は広く、リハビリに好転が見られず限界を感じている方や発症からかなりの年月が経っている方などにも適応する治療法であり、高齢者、若年者に関わらず治療が可能です。
今回の講座では、現在医療機関等で行われている脳卒中の後遺症治療や、再生医療のメリット、副作用や高額になりがちな費用などのデメリットについてわかりやすく解説します。
また最近の事例や症例、治療方法、大学や医療機関からの研究報告、実際の受診された方々の様子などについてもご紹介いたします。
現在治療中の方、ご家族やお知り合いに患者様があられる方には、ぜひご参加頂きたいと思います。
参加は無料ですが、先着での受付となります。ご参加お待ちいたしております。