日米欧などの国際研究チームは4月10日、エボラ出血熱の治療薬候補であった抗ウイルス薬「レムデシビル」を新型コロナウイルスの重症感染患者53人に投与した結果を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に発表した。
投与を受けた53人のうち、7割近くに症状の軽減が見られ、まだ小規模なため、決定的な結論は出せないが、見込みはあるとの見解を示した。
正式な臨床試験も、現在日本や中国、米国で進んでおり、実用化に向けて今後発表される成果に注目が集まっている。
※掲載内容は、デイクリニック天神の見解を述べるものではございません。