6月3日(日)、福岡市天神のエルガーラホールにて、当院の院長が講演いたしました「再生医療による脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の後遺症治療いついて」のセミナーが無事終了いたしました。
4月、5月のセミナーに続き3回目を迎えましたが、回を重ねるごとに参加者も多くなり、キャンセル待ちの方もいらっしゃいました。
ご希望の方全てにお聞きいただくことができず、申し訳なく思っております。
「あきらめないで!慢性期からの後遺症治療」
このタイトルのように、
慢性期においては、リハビリをどんなに頑張っても思うような効果が出ないとお悩みの方、がほとんどです。
そんな中、慢性期でも治療が可能ということで再生医療が注目されるようになりました。
再生医療の分野で、「幹細胞移植」という言葉をお聞きになられた方はいらっしゃると思います。
セミナーでは、更に新しい治療法となる「サイトカインカクテル療法」について、ご紹介いたしました。
幹細胞移植とは異なる新しい治療。
そもそも幹細胞とは何か。
その研究から生まれた「サイトカインカクテル療法」とは何か。
それぞれのメリットやデメリット、
また、実際の症例報告などを交えて紹介しており、今回も皆さま熱心に聞き入っておられました。
脳梗塞、脳出血は、日本でもとても罹患率が高く、突然発症してしまう病気です。
若くして発症される方も少なくありません。
ご家族の方、もしかしたらご自身が罹患してしまうかもしれません。
実際にセミナーには、発症されたご本人だけでなく、そのご家族の方やお知り合いの方、職場の方なども多くご参加いただきました。
今後も新しい情報をわかりやすく発信していけるように、そして、皆さまのお気持ちが少しでも前を向けるようなお手伝いができればと思っております。
次回は6月17日(日)を予定しております。