本日、九州地区に関係するニュースが大きく取り上げられていました。
ここ数年で九州地区のエイズ患者やHIV(エイズウイルス)感染者がすごい勢いで増加しているとのことです。
関東や関西地区での感染者数は、横ばいもしくは減少の傾向がある中、九州地区では危機的状況と言われる程に増加しています。
2016年の福岡県のHIV感染者、エイズ患者の新規報告者はいずれも46人で計92人と過去最多。前年度に比べて61%も増加しています。
九州地区全体では、169人で32%の増増加が報告されています。
これは、あくまでも報告されている数であり、実際の感染者はもっと多いと言われています。
以前は男性、特に同性愛者間での病気と思われていた病気ですが、今は女性の感染者も多く、自分には関係ないと関心がなく、そのまま他人に感染させてしまうことが増えています。
HIVは男性、女性関係なく感染するウイルスです。
今は、感染や発症が分かっても薬でウイルスの増加を抑えることができるようになりました。検査を受けることにより、健康も維持でき感染の拡大も減らすことが出来ます。
大事なのは、検査をして自身の状態を知るということと、感染防止のための正しい知識を身につけるということです。。
検査は、各自治体の保健所(無料もあり)で行うこともできます。また当院でも検査は実施しております。
自分自身の健康と人生、大切な家族や愛する人を守る為にも一度は検査を受けられることをおすすめします。